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宇宙のビジョンをシェア
25 October 2013, Tokyo

広大な夜空、そこは数十億もの奇妙で魅惑的な天体で埋め尽くされています。とんでもなくたくさんの天体があるので、一人の人間だけでは、とても宇宙の謎を解き明かすことはできません。そこで、天文学者たちはチームで研究します。たくさんの賢い人が必要ですし、宇宙で最も遠い天体を見るためにはきわめて強力な望遠鏡も必要です。

その最先端技術のために、しばしば、いくつかの国が知恵を絞り、お金を出し合い、観測時間を分け合って使うことが行われます。このようにして、全天を数百時間にもわたって観測するといった大規模観測のような、果敢なプロジェクトを遂行できるのです。研究チームは観測の成果をオンラインで共有することができます。

バーチャル天文台のおかげで、サーベイ観測で集められた膨大な量の情報は有効活用されます。天文学者や一般の人々は世界中からインターネットを経由して、観測結果にアクセスできるのです!ある研究チームは中心にブラックホールを持つ銀河がある環境を調べました。このような銀河を活動銀河と呼びます。

その研究チームはバーチャル天文台を使って、約1万天体にも及ぶ活動銀河のデータを集めました。

データを使って、天文学者は、より太った、つまりより重いブラックホールは銀河が混み合った場所にあるという傾向を見つけました。これは、銀河が近くにあると銀河の衝突頻度が高くなり、ブラックホールの成長につながるためです。さらに、合体しようとしている銀河の中心にブラックホールがあると、ブラックホールも合体してさらに大きなブラックホールになるかもしれません。

知っ得ダネ

知っ得ダネ:あなたも、研究に参加できるんですよ! たとえば「銀河動物園」を使えば、天文学者向けの望遠鏡を使わなくても、夜空の数え切れないほどたくさんの天体を調べることが出来ます。ぜひ、試してみてください! もしかしたら、あなたがすばらしい何かを発見するかもしれません。

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